ここ最近の社会の変化により、メンタルヘルスに何かしらの問題を抱える人が増えているようです。
自分自身、20代半ばにうつ病を発症し休職した経験があります。
今の状況を見ていて、「もう疲れた」と心身ともにしんどいなーと感じている方へ、少しでも寄り添えるような情報を届けたいな、と思いました。
自分自身がうつ病を寛解するまでの生活を振り返ってみたいと思います。
※あくまで自分自身の経験を振り返った記事ですので、専門的なアドバイスではありません。本当につらい症状を抱えていらっしゃる方は、然るべき専門機関へご相談くださいね。
※うつ病になって休職するまでの経緯も書こうと思ったのですが、読者の中にそれを見て同調しネガティブになってしまう方もいらっしゃる可能性があると思い、この記事では割愛しています。
休職中の生活を振り返る
自分がうつ病になって休職してからは、生活の中から「群衆の感情を感じるもの」と「仕事に関わる情報」を全てシャットアウトし、規則正しい生活を送っていました。
SNSを完全遮断。通知もオフに
まずはTwitterやFacebook、LINEを見ないようにしました。ネット上での人とのやりとりを極力避けて、余計な思考や感情を排除。話すのは自分が好きな人だけ。そもそも見なくても生活に支障はなくなりました。笑
通知も完全にオフにしてスマホにいちいち気を取られないようにしてました。
料理
休職するまで少しも料理する人間ではなかったのですが、試しにやってみたところハマってしまいました。クックパッドを見ながら毎日の献立と段取りを考え、買い物しながら安くて良いものを探す、という当たり前の行為ですが、休職中はほぼ毎日、何かしら作っていた気がします。
散歩、サイクリング
家の周りを散歩して川や海を見たり、ちょっと遠出と言うことでサイクリングをしてました。
体を動かし、海や山に行って自然に触れ、無目的にのんびりするという感じです。
今(2020年4月時点)は、三密を守って行動した方が良いですね。自宅でのトレーニングに置き換えもできるかもしれません。
思ったことをノートに書く
考えていることを文字に書いてみる、というのを毎日やっていました。一日の終わりにその日やったことや思ったことをフリーフォームで書いて、頭の中の情報をノートに全部吐き出す、というイメージです。
こんな休職生活を1.5ヶ月ぐらい経て、うつ病寛解と診断され、復職。出社リズムを調整しながら職場に復帰しました。
何がよかったんだろうと振り返る
あくまでも自分自身の場合ですが、そんな生活を送ってなぜ回復できたのかを振り返ると3つのポイントがあったのではないかと思います。
とにかく寝る!
規則正しくしっかり睡眠時間を確保することで心身ともにリセットできました。くよくよすることがあったらとにかく布団に入って寝る!
身体をリセットさせるスイッチを持つことが大事なのかもしれません。
自分がコントロールできるもの「だけ」で生活する
SNSがなくても生きていけました。笑
普段の生活、周りの声や感情に振り回される自分がいることに気付きました。
自分の生活を自分で決めてコントロールできる状態は、メンタルの動きに関わってくるのかなと思います。そういった意味で、料理はそれができる良い習慣だったのかもしれません。
理解者がいる
この生活を送っていた時に、メンタル面で近しい経験をした方が近くで寄り添ってくれました。経験を共有したり、話し相手になってくれること自体がとても良かったと思います。
ただ、心が疲れてる状態で話し相手が「全部受け止める」と、双方ともに疲れてしまうこともあります。ここの訓練ができている人であることが望ましいですね。
そういった意味では、理解者としての相手は心療内科の先生でも全然OKだと思います。
「心が疲れてるな」と感じるサインを把握する
寛解してもうつ状態になることはあります。
自分も「おっ今日疲れてんな」と思うサインがありました。自分の場合はここら辺が「休もうサイン」でした。
- 朝起きるのが辛い
- 集中力がまるでなくなる
- 些細なことで涙が出てくる
そんなサインが出てきたら「無理しない!」モードに切り替えましょう。
「もう疲れた」と思った人へ
ここまで読んでくださりありがとうございます。
(最後まで読み終えたら、ブラウザを閉じてくださいね。)
まずは何もかも忘れて布団に入って寝ましょう
身体をゆっくり休めてリフレッシュしましょう。今日やらないといけないことなんて、ほとんどないですよ!
翌朝の自分の思考状態が回復しなかったら、疲れているサインかも
ゆっくり寝ても「なんだか変だな〜」と思ったらサインかもしれないです。まずは誰かに今の状態を話してみてください。病院の先生でも全然OKです。
ここでネットサーフィンしちゃうと(自分の場合は)悪循環に陥りました。「良き理解者」があなたの周辺にいるはずですから、お話してみてください。
メンタルヘルスに関わる参考サイト
みんなのメンタルヘルス(厚生労働省)
うつ病の症状チェックシート(塩野義製薬・日本イーライリリー)
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